2009年10月7日水曜日
「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)
ノートを使った情報の残し方、アイデアの出し方、それを仕事にどう生かすかーについて具体的なノウハウを提示した本です。
社会人のノートは忘れるために使うとか、アイデアを思いついたら付箋やメモにすぐ書いて、後で使っているノートにどんどん貼っていくとかは自分も普段からやっている事なので、同感でした。何より情報をどう残し、結果を出す仕事につなげるか、文房具の選び方ひとつまで徹底しています。アナログ・デジタルどちらも抑えており、会議・電話・打ちあわせ、セミナーや出張等、ビジネスシーンに合わせたノート術を提示していて、有用な点が多いです。
ここに書かれたノウハウを全て実践するのはなかなか難しいと思うし、そもそもそこまで必要ない人も多いと思います(自分も含め)。著者は仕事やそれ以外で幅広く活動し、1000名以上のネットワークを築いているとのことで、そうした経験からノウハウを身につけたのでは?ただ、すぐに試してみたい方法や、使ってみたい文房具が誰にでもいくつか見つかるのではと思います。
2009年8月11日火曜日
「課題先進国」日本―キャッチアップからフロントランナーへ
東大の総長が、一体どんな本を書くのかと思って、かなりひねた目線で読み始めた。
ところが、この本は猛烈によくて、大当たり。
今後の日本と世界が直面する課題や、それに対してどういったアプローチで望むべきかを説得力ある、しかし煽ることのない文章で書いてくれる。気持ちいい読書。
特に、そういった課題に一足先に直面するであろう日本に対し、その課題解決することで国際的な立場を上げていけばいいじゃないという非常にポジティブな捉え方をしてて、読んですっきり。
日本一の頭脳をかき集める大学の人が、こうポジティブでいてくれたら、かなり安心というか、そこから集合知が発揮されるのじゃないかと素直に期待できた。
特に、ビジョン2050年を作るにあたり、前提となった今世紀の知のあり方が、とても参考になった。
理系の人が書いた、文系にもすごくわかりやすい、知的な良書。
東大のオープンセミナーとか、行ってみようかと思ってしまったほど。
この著者はおっかけてみよう。
2009年8月5日水曜日
思考の整理学 (ちくま文庫)
入試問題にこの思考の整理学の文章を見つけました。「時の試練とは、時間のもつ風化作用をくぐっているということである。風化作用は言いかえると忘却にほかならない。古典は読者の忘却の層をくぐり抜けたときに生れる。作者自らが古典を創りだすことはできない。」この部分が気になって購入したのですが、初版が20年前だったことを知り、とても驚きました。文章がまったく色褪せておらず、この本自体が、時の試練を越えているように思います。
よいアイデアは、ひらめいた時に書き留めること、そしてそれを一旦頭から外して寝かせること。そして育ってきたアイデアは別の場所に移すということが、著者の具体例と共に書かれていて、実用書として機能する良書だと思います。
2009年7月9日木曜日
日本人の知らない日本語
「日本語を覚えたのに、苦労したんでしょう。これ読んでみて!」と同僚に渡されたこの本。一時間もたたないで、読んでしまいました。
日本語の勉強をし始めたのはもう10年前ですけど、漢字、擬態語・擬音語という日本語の特徴と戦い、間違ってもしゃべり続けて、日本人を笑わされたことはたくさんあったと思います。(^_^)
外国人が出るマンガ、映画、本、テレビドラマはたくさんありますけど、この本のすごいところは、外国人を馬鹿にしないことです。メディアで多く見る偏見だらけの描写はこの本になく、とても新鮮です。早速何冊を買って、日本語を教えていただきました先生方に送りました。
日本語教育と縁がなくて、外国人の知り合いがいなくても、楽しめます。
2009年7月8日水曜日
脱広告・超PR―広告を信じなくなった消費者を動かす「連鎖型」IMC
タイトルには「超PR」とありますが、これまでのPRの範疇に留まらないコミュニケーション戦略全体(IMC)について書かれたものです。
PRの視点を「いかに消費者にメッセージを届けるか」から「いかに消費者を動かすか」に昇華させている点がポイント。PR関係者だけでなく、広告代理店、メーカーの人も読むべき本でしょう。
2009年6月8日月曜日
【リーダー・上司の】「最高のチーム」をつくるシンプルな仕掛け - やる気に火をつけ行動する集団に変える47の秘訣
一見ノウハウ本のように見えますが、著者の実体験に基づくリーダーの哲学がつづられています。中でも一番響いたのが「幸せの定義」。
「幸せとは、今日勤めていた会社がなくなっても、リストラされても、明日、もしくは明後日までに今以上の条件で働けること」
フリーになる前にこの本を読んだら、もっと会社に必要とされる人間になろうと努力したかもしれません。
こんな上司の下で「幸せ」を勝ち取る術を学べたら、それこそ幸せだろうと思います。
いまの時代を生き抜くヒントが散りばめられた著者の人柄のわかる良書です。
2009年5月21日木曜日
1分間整理術
この本に書いてあることは、特別なことはあまりないが真理をついていると思う。
「こんなの聞いたことあるよ」と言ってバカにする人ほど頭で分かっているだけで、実行がともなっていない。
人生や仕事をうまくいかせるための「当り前のこと」をこの本でもう一度、確認してみるといいと思う。
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